日本ハムが今季6度目の0封負けで、自力優勝の可能性が33試合目で消滅した。

打線は相手のミスなどで再三チャンスを得たが、西武のエース高橋に要所を締められた。先発生田目は5回まで無失点と好投も、最初の大きなピンチとなった6回に踏ん張れなかった。

チームは今季4度目の4連敗で、首位楽天がオリックスに勝利したことで今季最大の14ゲーム差。日本ハムが残り試合を全勝しても、楽天が日本ハム戦以外で全勝すると勝率で上回れなくなったため、自力優勝の可能性がゴールデンウイーク中に消えてしまった。

▼日本ハムの自力Vが開幕33試合目で消滅した。日本ハムは残り全勝で120勝23敗、勝率8割3分9厘。楽天は日本ハムとの残り16試合に全敗しても他カードで全勝すれば120勝22敗1分け、勝率8割4分5厘となり、日本ハムは楽天を上回れず自力Vが消滅した。最近では18年楽天の自力Vが31試合目に消えたが、日本ハムにとっては1リーグ時代の47年32試合目以来のスピード消滅となり、2リーグ制後では55年の36試合目を抜いて球団最速。

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