「反撃の巨人」が再発動した。巨人がDeNAに逆転勝ちし、連敗を5で止めた。

右肘違和感から復帰登板となったエース菅野智之投手(32)が、6回5安打1失点の粘投で4勝目をマーク。中12日のマウンドは感情をむき出しにし、味方を、自分自身を鼓舞した。同点の3回には主砲の岡本和真内野手(25)が6戦ぶりの12号決勝ソロ。帰ってきたエースと目覚めた主砲の活躍で再浮上への1勝をもぎとった。

▼菅野が4勝目を挙げ、チームの連敗を5で止めた。菅野が5連敗以上を止めたのは、14年5月17日5連敗、16年8月30日5連敗、18年4月13日6連敗、20年10月31日5連敗、21年9月12日6連敗に次いで6度目となり、勝利菅野-V打岡本和のコンビでストップは20年10月31日に次いで2度目だ。巨人投手で5連敗以上を止めた回数は桑田(5連敗3度、6連敗1度、8連敗1度、9連敗1度)に並び、菅野が最多となった。