一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構(J-ABS)は18日、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんが応援する「アフリカ 55 甲子園プロジェクト」が始動したと、発表した。日本で集めた野球道具の贈呈式、指導者セミナーを首都アクラで開催。25年をかけ、ガーナで55の国と地域を集めた甲子園大会のような全国大会開催を目指すと宣言した。

元ガーナ、タンザニア代表監督で同機構の友成晋也代表が、エグゼクティブ・ドリームパートナーの松井氏が甲子園大会で5打席連続敬遠を受けた際の対応にみるスポーツマンシップや、大リーガーとなっても道具を大切にし続けたことを紹介した。国際協力機構(JICA)を通じて集めた野球道具の贈呈式も挙行。ボール1013球、バット97本、グラブ239個、ヘルメット211個、キャッチャー防具15点、ベース4セットなどが贈られた。