ロッテ佐々木朗希投手(20)は6回4安打1失点で、勝利投手の権利を持って降板した。9奪三振、2四球1死球、球数は97だった。「今日は早い段階で点を取ってもらったので思い切って投げることができました。ちょっとコントロールに苦しんでしまってイニングを稼げなかったので、次回はしっかり修正できるように頑張ります」と話した。

初回から160キロ台の直球を連発。柳田を自己最速タイ164キロで空振り三振に仕留め、3者凡退の立ち上がりだった。

打線は3回までに4点をプレゼント。佐々木朗は2回は無死一、二塁、4回は2死満塁を招いたが、後続を抑え、得点を与えなかった。

6回に先頭の牧原大に三塁打を打たれ、続く柳田の一ゴロの間に1点を失った。だが、この1点のみに抑えた。

序盤の投球に、木村龍治投手コーチ(51)は「非常に良いですね。前回、前々回の時より力が抜けていてリリースの瞬間にうまく力を入れることが出来ていると思うし、バランス良く投げられているので制球も安定していると思う。このまま粘り強く投げていってほしい」とコメントした。

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