ソフトバンクは、千賀滉大投手(29)が4回6安打4失点で2敗目。ロッテ佐々木朗希投手(20)との2度目の投げ合いで完敗した。試合後の藤本博史監督(58)の一問一答は以下の通り。

-初回から千賀は本来の姿ではなかった

藤本監督 真っすぐを全然投げなかった。本人は前回より思った真っすぐが投げれていないから。でも、真っすぐを打たれているわけではないんでね。やっぱり真っすぐを投げないとあの変化球も生きてこない。その辺はバッテリーでもう1回ミーティングしてくれとお願いしました。

-フォークも見極められた。

藤本監督 フォークというよりカットボールが多くなっていた。困ったらカット。カットボールとフォークのスピードが同じぐらいだから、バッターは目が慣れてくるよね。本来のスイングじゃなくても、当てに来られたら当たってしまうよね。やっぱり真っすぐを投げないとカットもフォークも生きてこないということじゃないかなと。まぁそこは次回ね。うちのエースですから、真っすぐがきてないといってもそう簡単には打たれないと思う。そこは自信を持っていってほしい。

-それもあって捕手も交代した

藤本監督 そうですね。

-コンディションに異常はないか

藤本監督 いやいや全然、どこかに違和感があるとかそういう問題じゃないですよ。今日のブルペンでも思った真っすぐが投げれていないということだったから。やっぱりエースだったら真っすぐをどういう生かしていくか。甲斐も真っすぐを要求したら首を振られたということだった。もう1度、甲斐とミーティングをしっかり。

-打線は佐々木朗に苦戦

藤本監督 いいピッチャーですから。そう簡単に打てるピッチャーではない。でもしっかり牧原大も浮いたフォークを打ちにいっていた。それを打ちにいかないと、どんどんカウント球のフォークでストライクを取られる。浮いたフォークは打ちにいかなといけないと思いますよ。

-途中出場の松本や笠谷、海野はアピールの場だったが

藤本監督 なかなか今の状態では勝ってたら投げれてないわけですから、こういうビハインドでしっかりね。今日のレイみたいな感じでアピールしてくれたら、次は先発がありますよね。やっぱり3点差ならチャンスはあるんだから、そこから点をやらないという気持ちで投げてもらいたい。松本も強い球を投げているけど球が高い。その辺はこれからの課題じゃないかなと思います。

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