日本野球機構(NPB)とJリーグによる第55回新型コロナウイルス対策連絡会議が23日、オンラインで行われた。

会議では、免疫学の専門家によるワクチン接種についての講義も行われ、3回目接種の効果などが説明された。斉藤惇コミッショナーは「しっかり球団、選手に伝えないといけない。オミクロンについては、3回目を打たないと効果はほとんどないんだというお言葉が印象的だった」と感想を述べた。

3回目の接種率については、球団で差が大きいのが現状。同コミッショナーは今月9日、十数%にとどまる球団と70~80%に達した球団まであることを明かしていたが、この日「3回目を打った比率はだいぶ上がってきていて、(12球団全体で)50%を超えてきている」と話した。