ソフトバンク石川柊太投手(30)が、24日のDeNA戦(横浜)で交流戦の“開幕投手”を務める。DeNAとはレギュラーシーズン初対決で、17年の日本シリーズ以来5年ぶり。当時は中継ぎで4試合に登板し、2勝0敗、防御率2・70で日本一に貢献した。「懐かしい。2勝もしてたんですか? すごいですね」と笑顔を見せ、最終調整を終えた。

交流戦はパ投手の打撃も注目されるが、石川は「あまり、打つことに関しては…」と消極的。理由は21年6月4日の阪神戦(甲子園)にあった。5回に左前打を放ってプロ初安打。しかし肝心の先発成績は、6回8安打5失点で4敗目を喫した。「ベンチのムードは『ちゃんと投げろよ』ってめちゃくちゃしらけていたので…。バッティングでホームランを狙いますとか言う余裕がないです」と苦笑い。今季は本業にしっかり専念する。

右足首に違和感を覚えながらも、中8日で6連戦の初戦を任された。「不安になってもしょうがないので、ポジティブに受け入れます」。約1カ月ぶりの3勝目へ、気合を入れた。【只松憲】

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