日本ハム新庄剛志監督(50)が清宮幸太郎内野手(23)のベンチスタートの理由を明かした。

「昨日のミス。やっぱり彼本人にも分からせて、チームメートにも分からせて、引き締まらせるために」と説明した。

前日25日のヤクルト戦では「3番一塁」で先発していた。9回1死一、三塁の場面で重盗を狙ったが、三塁走者の清宮のスタートが遅れて本塁憤死。「あんなミスしちゃっていたら一生、上には上がっていけないね」とダメ出しされていた。

それでもBIGBOSSはこの日、チャンスを与えた。8回1死二塁で代打で送った。二ゴロだったが、そのまま一塁に入り、同点で迎えた延長10回先頭では四球を選んで後続につなげた。「この悔しさをね、もっともっと集中力を持って、バッティングはバッティング、守備は守備、走塁は走塁で分けないといけないスポーツだから。そういう意味で」と、反省からの成長を期待していた。