DeNAがオリックスとの接戦を制し、連敗を2で止めた。借金は5に減らし、5月は11勝11敗の5割で終えた。

8回に奪ったダメ押しの2点は、春季キャンプから取り組むチーム打撃や1つ先の塁を狙いにいく走塁を絡めた「新番長野球」から生まれた。

先頭の蝦名が、追い込まれながら左前打で出塁。二盗を決めた後、佐野が走者を進塁させるために引っ張りを意識した右前打でチャンスを拡大。関根がセーフティースクイズを決めた。

さらに、1死二塁からは宮崎が逆方向を意識した打撃で右前打を放ち一、三塁とし、牧の二ゴロの間に代走で起用された三塁走者の知野が、好スタートを切って、ホームに頭から滑り込んだ。

関根のセーフティースクイズについて、三浦監督は「うまく決めてくれたのはさすがだなと思います。非常に大きな1点」と評価。知野の走塁にも「いいスタートでしたね。スピードを落とさずにいい走塁だったと思います」と評価した。

3月は3勝3敗、4月は7勝12敗で、5月は11勝11敗の5割で終えた。三浦監督は「5割で満足はできないです。やはり借金を減らしていかないと。5割で満足していたら、いつまでも借金はあるままですから。しっかりと6月に減らしていければ」と6月の戦いに視線を向けた。

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