法大は、東大に7回コールドで完封勝ちを収めた。1勝1分け、総失点数の差でBブロック首位となり、2日の決勝戦進出を決めた。

2番手で登板した最速147キロ左腕・安達壮汰投手(2年=桐光学園)が圧倒的な投球を見せた。3回からマウンドへ。キレのある直球を軸にスライダーとフォーク、カーブで4、5回は6者連続三振を奪った。5回を被安打1の無失点。「三振の意識はなくて、0を並べられるようにと思っていた。ボールが先行しても、粘れたことがよかったです」と話した。

継投で、東大打線を被安打1に抑えた。直球は2400回転を計測したことがあり「回転数が多いのが強み」。まだリーグ戦での登板はなく「まずは身内に勝たないといけない。速球よりも、質のいいボールでリズムのいい投球が理想。簡単にアウトがとれて、イニングを重ねられる投手とアピールしていきたい」と意気込んでいた。