ソフトバンクが巨人2回戦に勝利し、球団創設から通算5500勝を達成した。1938年に南海が発足してから85年目。これまで5500勝に到達しているのは巨人のみで、パ・リーグでは初。

前身の南海、ダイエーを含めて通算成績を5500勝4885敗398分けとした。

試合は4回に中村晃外野手(32)の適時二塁打で先制。1死一、二塁で右翼フェンス直撃の一打を放った。5回1死満塁では、前日に1試合5三振を喫した柳田悠岐外野手(33)が左中間に3点適時二塁打で突き放した。

5月4日オリックス戦では1950年の2リーグ制後、パ・リーグ最速で通算5000勝を達成。柳田はその際には勝ち越しソロを放っていた。

ソフトバンクは今季3度目の5連勝。2カード連続の勝ち越しを決め、交流戦&パ・リーグの首位をキープした。

 

▽ソフトバンク王貞治球団会長(巨人に次ぐ通算5500勝達成に)「すごいね。5500勝だったら(球団創立から)何十年? 巨人軍は一番最初にプロ野球になっているからね。まあ、でもパ・リーグでは一番だし、この一番をどんどん積み重ねてね。いずれはジャイアンツを抜けるように頑張りましょう」

▼球団通算5500勝=ソフトバンク 1日の巨人2回戦(東京ドーム)に勝利して達成。初勝利は南海時代の38年9月6日の金鯱戦(後楽園)で、通算成績は5500勝4885敗398分け。5500勝到達は巨人6158勝に次いで2球団目。

▼歴代監督別では、46年から68年まで監督を務めた鶴岡一人の1773勝が最多勝利。2位は王貞治の968勝で、工藤公康の558勝、野村克也の512勝、秋山幸二の456勝と続く。いずれの監督も、勝率は5割以上を誇っている。

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