巨人打線が、今季無敗だったロッテ佐々木朗希投手(20)に、10試合目の登板で初黒星を付けた。5回までに8安打&3盗塁で5点を奪いKO。2回から5回までは毎回得点を奪った。

原辰徳監督は「いやもうなかなかね、今日うまい具合にね、つながりました。いろんな意味でつながりましたね」と言った。

2回無死三塁からは増田陸が右中間を破る先制の適時二塁打を放った。

指揮官は「非常に若い選手が食らいついていったところにね、火をつけたようなね。非常に価値あるタイムリーだったと思いますね」と評した。3回は岡本和真の16号2ランで引き離し「いい場面でね、久しぶりに打てたというか。まあ、本来のあっち方向(右中間)に大きなのが出る時にはいいですね」と言った。

1試合6盗塁は49年ぶり。「亀井一塁コーチャー、走塁コーチの努力のたまものだと思います。いい指示だったと思います」と足も絡めながら「令和の怪物」を攻略した。

▼巨人はチーム6盗塁を記録(ウォーカー、吉川2、増田大、重信、立岡)。球団記録は過去3度ある9個だが、6個以上は73年5月12日ヤクルト戦の6個(柴田2、長嶋、末次2、富田)以来、球団49年ぶり。

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