巨人増田陸内野手(21)が、前夜の初ヒーローインタビューに続き、2日連続のお立ち台に立った。

6試合連続で一塁でスタメンに抜てきされた高卒4年目。1点を追う7回1死二、三塁。好投を続けるロッテ先発左腕・佐藤奨の外角137キロ直球をコンパクトなスイングで捉えた。中前に運ぶ同点適時打。一塁ベース上で大きくガッツポーズして喜んだ。続く中島の二ゴロの間に勝ち越しに成功した。

「最高です。チャンスなので必死に食らい付いていきました。オフに育成になって自分自身悔しかったですし、自分の人生を変えたいと思って、日々必死にやっていて、がむしゃらやっている結果。これからも続けていきたいと思います」

前日3日の同戦では「完全男」こと佐々木朗希の完全攻略に貢献。2回無死三塁、161キロ直球を右中間に運び、先制の適時三塁打。前夜には負傷でファーム調整中のキャプテン坂本に電話で相談し、試合前にはマシン打撃で通常時より5メートルほど前に出て目を慣らす“準備力”を結果に結び付けた。プロ初のお立ち台にも上がり「本当最高です!」と最高の笑顔を見せていた。若手にベテランと、バラエティー豊かな打線がつながり逆転勝ちした。

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