上半身のコンディション不良で実戦を離れていた阪神ドラフト4位前川右京外野手(19)が、3月29日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(鳴尾浜)以来、70日ぶりに復帰した。

7回裏1死二塁、板山の代打で登場。左腕ビドルに追い込まれると、148キロの速球に詰まりバットを根元からへし折られる一ゴロに倒れた。その後は左翼守備に就いた。

前川は5月14日に室内での打撃練習を再開。平田2軍監督は「抑えながらやっていく」と慎重に段階を踏ませる方針を示していた。この日の試合前練習では左翼でノックを受け、軽快な動きを見せていた。