阪神佐藤輝明内野手が、ソフトバンク先発石川と通算4度目のモノノフ(ももいろクローバーZファンの愛称)対決に臨み、プロ最長をさらに更新する10試合連続安打を決めた。4回1死の第2打席。外角139キロフォークを引っ張り、右前打とした。この日の対石川は3打数1安打。通算ではオープン戦、交流戦合わせ全4試合で安打を放ち10打数5安打、2打点、1本塁打と圧倒している。

2人は19年12月、近大3年生だった佐藤輝が大阪城ホールでのライブ会場で偶然石川の姿を見つけ、あいさつしたきっかけで交流が始まった。佐藤輝はイメージカラーが紫の高城れに、石川はピンクの佐々木彩夏が「推しメン」だ。「『近大で野球をしている佐藤です』と。石川投手は登場曲も作ってもらっているんですよね」。大学時代、うれしそうに話していた学生が今や石川キラーになった。

▼阪神は1日の西武戦から交流戦6連勝。同一年の交流戦では、08年6月4日楽天戦~11日西武戦、21年6月8日日本ハム戦~13日楽天戦と並び最長となった。

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