交流戦優勝にマジック1としているヤクルトは、村上宗隆内野手(22)が、2打席連発となる19号逆転満塁本塁打を放った。

まずは3点を追う5回無死一塁、ソフトバンク大関の初球、高め145キロ直球を左翼テラス席へ運び「前の打席の修正がしっかり出来て打つことが出来ました。九州の空気はやっぱりおいしいです」と喜んだ。

さらには1点を追う6回2死満塁、ソフトバンク嘉弥真に対し、フルカウントからの7球目、内角低め130キロスライダーを捉え、ライナーで右翼テラス席へ突き刺した。中盤で試合をひっくり返す1発に「追い込まれていたのでコンパクトに粘り強く打つことが出来ました」。ベンチでキャプテンの山田と抱擁を交わして喜んだ。

熊本出身の主砲は、前日10日の4回にもソフトバンクのエース千賀から決勝の17号ソロを放つなど、同球場4試合で通算12打数6安打3本塁打と好成績を挙げていたが、この日も見事に2発を放って見せた。

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