日本ハムがBIGBOSS新庄剛志監督(50)の奇策もまじえて快勝した。3-0の5回1死二、三塁、石川亮捕手(23)が4球目の高めのボールをバント。一塁方向へ転がした間に、三塁走者谷内が本塁生還。一塁手のA・マルティネスが打球処理にもたついている間に、二塁走者の今川も一気にホームへ駆け込んだ。

2ランスクイズを決めた石川亮は2ストライクからのサインに「ビッグボス野球が浸透してきているので何かあると準備していたが、まさか2ストライクからスクイズとは思わなかったが、覚悟を決めてやった。とにかく1点でも多く取って杉浦さんに勝ちをつけたかった」と振り返った。

先発の杉浦稔大投手(30)は今季最長となる6回を投げ、4安打無失点で3勝目。「ここ最近4、5回でつまかまっているので、同じことを続けてはいけないと気合を入れて抑えた。こんなに打線に援護してもらって、他の投手に申し訳ない」と13安打で10点を挙げた野手陣に感謝した。

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