阪神は13日、岩崎優投手(30)と藤浪晋太郎投手(28)の出場選手登録を抹消した。

守護神の岩崎はチーム最多24試合に登板し、13セーブ。登録抹消は今季初で、疲労を考慮したリフレッシュ目的の再調整とみられる。同じく“戦略的休養”だった湯浅京己投手(22)がリーグ再開の17日DeNA戦(甲子園)から1軍昇格し、岩崎に代わって守護神を任される見込みだ。

4年目の湯浅は4月中旬から岩崎につなぐセットアッパーに定着。23試合で16ホールドを挙げ、防御率0.82という安定感を誇る中、6日に登録を外れた。2軍で8日にキャッチボールを再開した際に「休みをいただいたので有効活用して、戻った時にしっかり投げられるようにしたい」と話していた。

藤浪は5月31日に1軍に再昇格し、中継ぎで5試合、計6回を投げ無失点を続けていた。今後は先発として再調整に入り、代わって右下肢の張りから復活した浜地真澄投手(24)が中継ぎで再昇格する見込みだ。

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