オリックスのエース山本由伸投手(23)が、プロ野球史上97度目(86人目)となるノーヒットノーランを達成した。球団では12年10月の西勇輝以来。今季はロッテ佐々木朗(完全試合)、ソフトバンク東浜、DeNA今永に次ぎ、早くも4人目だ。シーズン4人の達成は1リーグ時代の1943年(昭18)以来、79年ぶり。山本はヒーローインタビューで喜びを語った。

-ご自身がいつかやりたいとおっしゃっていた偉業、ついに達成となりました。今の心境いかがでしょうか

「9回まですごく集中して、ドキドキしながら投げたので、喜びがすごく大きいですね」

-チームが苦しい状況の中での登板となりました。どんな思いでゲームに臨んだんでしょうか

「チームは連敗してたんですけど、とにかく自分のできる仕事を全力でやろうと、思ってました」

-きょうのピッチング、よかったところはどのへんでしょう

「立ち上がりやっぱり、すっといい感じに入れたので、それが最後までいい流れになっったと思います」

-ノーヒッターはどのくらいから意識されましたか

「なんか今日はすごく打たれる気がしてたので、最後まですごく緊張しました」

-立ち上がりからまっすぐの使い方、変化球の織り交ぜ方など見事でしたが、これは普段通りの配球だったんでしょうか

「久しぶりに若月さんとバッテリー組むことになったので、そこは若月さんに任せて、信じて投げられました」

-5回2アウトの場面、フォアボールを与えてから10球打者に粘られました。あの辺の心境はいかがでしたか

「フォアボール出してしまったので最悪だなと思って、なんとかギリギリ切り替えられました」

-打線の援護も、今日は2点という援護点でしたが、点が入ったときの心境はいかがだったでしょうか

「粘り強く投げてたら、点を取ってくれると思ってたので、先制点取ってもらえて、すごく投げやすかったです」

-球場には多くのバファローズファンの方もいらっしゃってます。ファンの皆さんにメッセージをお願いします

「応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。皆さんの応援で、こういった自分の実力以上の成績が出せました。本当に感謝してます。また頑張りますので、ぜひ見に来てください。ありがとうございました」

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