ソフトバンクが今季初のサヨナラ勝利で、今月10日以来の首位に浮上した。延長10回に周東佑京内野手(26)が、サヨナラ2号2ランを放った。藤本博史監督(58)の、試合後の一問一答は以下の通り。

-周東がサヨナラ弾

「もう1点ゲームなんでね。あそこでまさかホームラン打ってくれるとは思ってなかったんでね。でも本当に、よく打ってくれました」

-大関に勝ちを付けたかった

「本当に今日はすばらしい投球をしてくれたんで、なんとか大関を勝たせたかったんですけど。9回はね、モイネロで勝負をかけたんですけどね。大関には、申し訳ないと思っています」

-甲斐と久々のバッテリー

「いい形で話し合いができて、攻める投球ができていたんじゃないかなと思います」

-首位に浮上

「そこは1試合1試合、いい形で戦っていくだけなんでね。首位とかはまだ早いんで。いい形で、明日また戦っていきたいと思います」

-バント失敗があった後に、次の打者周東が決めた

「周東が全部ね、きれいに消してくれましたね。(中村)晃も晃で当然、反省しているでしょうし。まあ勝ったからね。本人もそこは深刻に考えないで反省できるでしょうから」

-初のサヨナラ勝ち

「勝つのは何でもうれしいですからね。特にこういう接戦でね。昨日とは真逆の投手戦という形になったんですけど。最初に柳田がね、昨日のホームランに続いて今日も打ってくれて。今日のホームランは復調に近いホームランじゃないかなと思うし。これは明日から頼もしくなっていくと思いますし。後は打線のところで、つながりというところで。いい形で勝って、明日も入っていけるんじゃないかなと思います」

-6回に追加点が欲しかった

「もう1点欲しかったですけどね。これも相手がいることですから。柳田もなんとかランナー帰そうと思って打ってるわけですから。それは野球の中で、当然失敗の方が多いわけですからね」

-6回は野村勇の走塁も気になった

「サードに投げたと思って見ていたらしいんよね。マッチ(松田)から冷やかされてました」

-大関は安定した投球

「ずっとゲームを作ってくれているんでね。頼もしい存在になってきましたよね。本当は完封してもらいたかったんですけど、1回、2回が球数多くなって。ボールも高くなってきてる。最後は浅村に回ってくるところやったんで、高い球は危ないぞということで。相談してモイネロで行こうと。モイネロも打たれてないわけですから。最後は銀次にヒット打たれましたけど。後は四球でしたからね。攻める投球というか、まずは追い込んで勝負という形に持っていかないと。9回は今のところ、投げるのはモイネロしかいないんで。そこはモイネロを信じて。失敗は失敗として反省して、これからもどんどん攻めの投球をしてくれたらと思います」

-モイネロは同点で踏ん張った

「抑えの投手やから、抑えてもらわないと。先発の1勝が消えてしまってるわけですからね。四球で自分から相手にチャンスをあげて、打たれたわけですから。そこは1点に抑えて良かったじゃなくて、完全に抑えてもらいたい。それが抑えの投手じゃないかなと思います」

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