全日本大学野球連盟は20日、第30回ハーレム・ベースボール・ウイーク(7月8~15日・オランダ)に臨む大学日本代表の24人を発表した。

指揮を執る九産大・大久保哲也監督(59)は、目標について「もちろん優勝ですね。そのために米国、キューバ、オランダと強敵がくるので簡単には勝てないと思うが、是が非でも勝って久しぶりの国際大会なのでなんとか勢いをつけたい」と話した。

代表24人のうち、9人に投手を選出した。背番号1に決まった日体大・矢沢宏太投手(4年=藤嶺藤沢)は投打二刀流で、先発として期待がかかる。大久保監督は「今のところイメージしているのは投手。(投手に)専念ではなく、まずは投手と考えて、投げないときに打者とイメージしている。臨機応変にやっていくが、投手と指名打者が一番いいと思う。脚力はNO・1ですし、打撃も十分評価するべきもの」と起用法を明かした。

主将は立大・山田健太内野手(4年=大阪桐蔭)が合宿に引き続き務める。

チームは7月1日から再び合宿を行い、社会人2チームと対戦。6日にオランダに向けて出発する予定。