阪神大山悠輔内野手(27)が、プロ通算100号に王手をかけた。
5点ビハインドの7回1死一塁。広島左腕床田の内角149キロを引っ張り上げ、左翼スタンドに18号2ランをたたき込んだ。
大山は球団を通じて「打ったのはストレート。ビハインドの展開で、流れを変えるためにも、打席の中で何とかしたいという思いだけでした。真っすぐを一発で仕留めることができましたし、ここから逆転できるように頑張ります」とコメントした。
大山は6月10本塁打目。月間2桁本塁打は、チームでは10年6月のブラゼル以来。日本人選手に限れば06年4月の浜中までさかのぼる。球団の月間最多記録は86年バースの13発で、あと「3」に迫った。
3点差に縮める1発で劣勢のチームを鼓舞した。