巨人戸郷翔征投手(22)が7回6安打1失点8奪三振の好投も、援護に恵まれず、リーグトップの阪神青柳に並ぶ8勝目とはならなかった。

5回1死、DeNAソトに初球134キロフォークを捉えられ先制アーチを被弾。それでも直球とフォークをテンポ良くゾーンに集めて相手打線を封じた。7回には、先頭から2連続死球でピンチを招いた。2死一、二塁として迎えた佐野の打球が右足に直撃。そのまま転がった打球を二塁手吉川が処理して、無失点に切り抜けた。

戸郷は顔をしかめて痛がりながらも、小走りでベンチに下がっていった。95球でマウンドを降り、今季12試合目の登板で、2度目の100球未満の投球に「ホームランは防ぎたかったですが、それ以外は粘り強く投球ができたと思います」と振り返った。

【スコア】プロ野球スコア速報>>