巨人は猛暑の夏を熱く戦う。

1日からの広島3連戦(マツダスタジアム)に向け、チームは遠征先の福島・郡山から広島入り。原辰徳監督(63)は「熱い戦いをせないかんよ。カッカして」と力を込め、モデルになる「熱い男」に増田陸内野手(22)を挙げた。

闘争心、情熱をむき出しにアピールを続ける。6月25日ヤクルト戦から4試合連続で1番で起用され、思い切りの良さを発揮して打率3割1分6厘。同29日の中日戦では、死球で打席に立てない悔しさをあらわにした。育成からはい上がってきた4年目のひたむきな姿に、原監督は「心底、勝負の世界に入っている。純粋に野球をしている。ベテラン選手はたくさんいるけど勉強するところもあるだろうし、陸はあの気持ちを持ち続けてほしいね」と期待した。眼下の敵3位広島との3連戦で7カードぶりの勝ち越しを決め、逆襲の熱い7月にする。

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