5月は月間MVPに輝いた阪神先発のアーロン・ウィルカーソン投手(33)が、6月は4試合未勝利で終わった。

初回にいきなり3連打を浴び先制されると、5番宮崎に左中間へ2点適時二塁打、7番森にも右前適時打を許すなど一挙4失点。2回も無失点に抑えながら2四球を与え30球を費やすなど、持ち味の制球力を発揮できなかった。

この日は長坂ではなく、6試合ぶりに梅野とコンビを組んだ。前日29日にウィルカーソンは「(警戒するのは)全員。どの打者も打ってくるので気が抜けない」と話していたが、初回からつかまった。5回の打順で代打北條と交代した。4回74球で7安打、2四球で4失点。

5月は3勝1敗、防御率1・04で5月度セ・リーグ投手部門MVPも6月は4試合で勝ちなし、防御率9・19と大きく成績を落とした。

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