広島がヤクルトに延長12回の激闘の末、敗れた。対ヤクルト戦の連敗は「9」となり、93年の球団ワースト記録に並んだ。佐々岡真司監督(54)は「選手も悔しいと思っている」とナインの言葉を代弁した。

またこの日入団会見を行った秋山翔吾外野手(34)については、明日7月1日は1軍で練習。2日以降は2軍戦出場に向けて、2軍で調整させる計画であることも明かした。

佐々岡監督の一問一答は以下の通り

 ◇    ◇   

-延長に入ってからミスが出た

佐々岡監督 必死でやっている。どうにかしようという思いがあったと思う。そういうものが前面に出て、ミスになってしまったのかもしれない。

-ヤクルトに9連敗で、なかなか勝てない

佐々岡監督 先発が頑張って試合をつくった中で、あと1本、あと1点というところ。こういう展開になってもなかなか勝ちきれないということで、選手も悔しいと思っていると思う。

-村上対策は1試合だが、一定の成果(4三振と2敬遠)が出た

佐々岡監督 そうですね。今日は村上君に打たせないという面は出たと思いますけどね。

-遠藤の新型コロナウイルス陽性判定

佐々岡監督 遠藤のところは誰を入れるかというのはファームに聞いてからになる。1週間あるけれど、痛いのは痛いですけど、コロナというのは対策している中でも誰がなるか分からない。そこはカバーするしかないと思います。

-秋山選手は明日7月1日は1軍で練習。明後日2日から2軍で実戦出場ということでいいか

佐々岡監督 秋山と話をして今日、明日(は1軍に同行して練習)。明後日から試合(2軍戦)の準備をしたいと。明日までの練習の中で明後日どういう形で入れるかというのは本人に任せている。(6月)3日以降、(試合に)出ていないということなのでね。実戦感覚を早く早く、といって、故障してもいけないので、それはしっかり調整した中で本人がゴーサイン出せばというところです。