大学日本代表の今秋ドラフト候補、駒大・林琢真内野手(4年=東邦)が、ユーティリティー性をアピールする。

第30回ハーレム・ベースボール・ウイーク(8~15日・オランダ)に出場する大学日本代表の直前合宿が1日、バッティングパレス相石ひらつかで始まった。

林は初めて日本代表に選出され「(代表入りの)報告を聞いたときは、うれしかったです。候補合宿で一緒にアピールした選手たちの分まで頑張りたい」と話した。

今大会のチームには、本職の三塁手がいない状況。駒大で二塁を守っているが「内野ならどこでも」と力強い。

この日は内野手用のグラブのまま「人生で初めて」という中堅手にも入り打球を処理した。本職の東北福祉大・杉沢龍外野手(4年=東北)からアドバイスをもらいながら練習。「ボールの見え方も、入り方も全然違う。肩の強さやハンドリングには自信があるので、短期決戦でいい意味で使いやすい選手になれれば」と複数ポジションをこなす意欲を見せた。