ソフトバンクは2日、中村亮太投手(24)を育成から支配下登録したことを発表した。

中村亮は千葉経大付、東農大北海道オホーツクを経て、20年育成ドラフト8位でソフトバンクに入団。1年目に最速154キロをマークするなど、右の本格派として注目されてきた。元阪神監督でGMの故中村勝広氏は親戚にあたる。今季ウエスタン・リーグでは27試合に登板し、防御率2・45。投球回25回2/3を上回る33三振を奪っている。

ソフトバンクは先月末から1軍選手やスタッフの計18人が新型コロナウイルスに罹患(りかん)。6月29日ロッテ戦、7月1日西武戦が中止となっていた。中継ぎ陣も嘉弥真、藤井、甲斐野を欠く状況で、中村亮は2日にも出場選手登録される見込みだ。