巨人のエース菅野智之投手(32)が7回無失点、三塁を踏ませない圧倒的な投球を見せつけた。中7日での先発マウンド。走者がいない時でも、本来のノーワインドアップではなく、セットポジションからテンポ良く投げ込んだ。2回は連続四死球で1死一、二塁のピンチを招いたが、広島会沢を併殺打で打ち取った。

以降は危なげない投球を披露した。6回1死一、二塁のピンチは、マクブルームを二飛、坂倉を捕邪飛に仕留めてしのぎきった。

8回の攻撃で1死二塁で打席が回ってきたところで、代打八百板と交代。得点が入れば勝ち投手の権利を得られたが無得点に終わり7勝目はならず。7回5安打無失点2奪三振、99球で2番手今村にマウンドを託した。

菅野は「(セットポジション)試行錯誤して試合前に大城とセットでいこうと決めていきました。粘り強く無失点に抑えられたことは良かったです。今日は勝つことができなかったけれど、これを継続していけるようにしていきたいです」とコメントした。

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