オリックスが接戦を制して、連敗を2で止めた。

1日に山岡泰輔投手(26)、2日は山本由伸投手(23)で、まさかの連敗。この日は先発した山崎福也投手(29)が4回途中4安打2失点で降板したが、救援陣の奮闘もあり、勝ち切って借金3に戻した。

打線のテコ入れにも成功した。この日は主砲のラオウこと杉本を17年以来5年ぶりに1番で起用するなど、オーダーを練った。打線は初回に3点を先取し、流れを引き寄せた。

1点差に迫られた7回2死満塁からは3番安達が、貴重な追加点となる右前適時打を放ち、一塁ベース上で力強く拳を握った。

2番手で登板した黒木が、18年以来4年ぶりの勝ち星を手にした。

○…中嶋監督が3回2死一、三塁で本盗を許した山崎福に反省を求めた。わざとこけた一塁走者の石井を一、二塁間で挟む間に三塁走者の松本剛に生還された。「キャンプから(練習を)やってきたプレーなんでね。簡単にだまされると、ちょっとどうなの? って思う」。BIGBOSSの奇襲にハマった左腕を4回途中2失点で代え、「(重盗対策などが)ピリっとしない理由なのかな」と嘆いた。

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