大学日本代表は、オープニングラウンド最終戦(7回制)で地元オランダ代表と対戦し、快勝した。開幕から5連勝で、オープニングラウンド首位通過を決めた。

元ヤクルト、ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(38)を擁するオランダ代表を、4人の継投で5安打無失点に抑えた。

先発の専大・菊地吏玖(りく)投手(4年=札幌大谷)が安定した投球で4回を被安打2の4奪三振で流れをつくった。

2番手は九産大・渡辺翔太投手(4年=北九州)が1回無失点で勝利投手。その後は白鴎大・曽谷龍平投手(4年=明桜)、法大・篠木健太郎投手(2年=木更津総合)とつないだ。

バレンティンは「2番・指名打者」でスタメン出場。初回の第1打席は三ゴロ併殺。4回の第2打席は、菊地から中前打を放った。6回の第3打席は、曽谷と対戦し空振り三振だった。

日本の打線は、初回に4点を挙げた。先頭から2者連続四球で、無死一、二塁から日体大・矢沢宏太投手(4年=藤嶺藤沢)が先制の中前打。無死二、三塁から明大・上田希由翔(きゅうと)内野手(3年=愛産大三河)の遊ゴロで1点を追加し、慶大・萩尾匡也外野手(4年=文徳)、天理大・友杉篤輝内野手(4年=立正大淞南)も適時打で打点を挙げた。

オープニングラウンド首位通過となり、次戦の準決勝は14日(日本時間15日)に再びオランダと対戦する。