大卒2年目左腕の巨人山本一輝(いつき)投手が、感謝のデビューを果たした。プロ初昇格したこの日、4点を追う9回にプロ初登板の出番が巡ってきた。

先頭の広島代打矢野に粘られた末に四球を与えると、続く菊池涼のゴロを二塁手吉川がファンブルし、無死一、三塁のピンチを招く。秋山に139キロシュートを捉えられ、右前適時打でプロ初失点。それでもマクブルームを136キロ直球で左飛、坂倉をカーブで一飛、曽根を135キロ直球で二ゴロに打ち取った。

1回1安打1失点(自責0)のデビューマウンドに「今まで携わってくれた方々のおかげで1軍のマウンドに立つことが出来ました。これからも感謝の気持ちを持って頑張っていきたいです」と振り返った。