広島は今季8度目の完封負けで、勝率5割復帰のチャンスを逃した。序盤から好機をつくれず、三塁を踏めずに敗戦した。連勝は「3」で止まり、本拠地で阪神に今季初黒星(5勝1敗1分け)となった。

試合後に佐々岡真司監督(54)は「つなげて、つなげてというのができなかった」と1度しか二塁を踏めなかった打線を悔いた。またこの日新型コロナウイルス陽性判定を受け、離脱したニック・ターリー投手(32)について「痛い」とした上で2軍からの補充については「(2軍そのものが)活動していないからできるわけがない」と否定した。

佐々岡監督の一問一答は以下の通り。

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-先発床田は悪いなりに粘った(8回3失点)

最初の先制点も2アウトから。三振、三振のなかの四球ですからね。2アウトからのフォアボール、失点は痛い。それでも8回3失点は悪いなりに抑えたところ。

 

-打線は二塁を踏んだのは1度だけ

つなげて、つなげて、つなげてというのが今日はできなかった。1イニングだけかな。そこからつなげなかった。相手ピッチャー(ウィルカーソン)のスピンの効いた真っすぐ、スライダーと絞っているんでしょうけどなかなか打てなかった。

 

-ターリーがコロナ感染。穴埋めは難しい

ここ最近ターリーの仕事は安定してきたので楽しみにしていた。良いところで森浦、矢崎、ターリーと期待感があった中で今日コロナで離れるのは痛いですね。左がいなくなったというのもある。

 

-2軍から補充はしづらい

しづらいというか、活動していないから何もできない。練習をしていないのでまったくそういうのはできないのが痛い。

 

-複数回陰性でも1軍合流は難しいか

練習をしていない。活動していないからできるわけがない。

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