コロナ禍が襲っている日本ハムは20日、新たに山田勝彦監督代行(53)ら5人が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。20日のオリックス戦(京セラドーム大阪)は木田優夫2軍監督(53)が1軍の監督代行を務め、2軍監督は渡辺浩司2軍打撃コーチ(58)が2軍監督代行を務めることも併せて発表された。

この日までに陽性判定を受けたのはBIGBOSSこと新庄剛志監督(50)ら計20人(首脳陣7人、選手10人、スタッフ3人)となった。陽性判定を受けた首脳陣、選手らは以下の通り。

 

・16日

加藤貴之投手(30)=発熱の症状

・17日

島崎毅投手コーチ(55)=無症状

石川直也投手(26)=無症状

杉谷拳士内野手(31)=発熱の症状

・18日

新庄剛志監督(50)=無症状

林孝哉ヘッドコーチ(49)=無症状

武田勝投手コーチ(44)=無症状

金子誠野手総合兼打撃コーチ(46)=無症状

紺田敏正外野守備走塁コーチ(41)=無症状

谷内亮太内野手(31)=無症状

ブライアン・ロドリゲス投手(31)=無症状

宇佐見真吾捕手(29)=無症状

福田俊投手(25)=無症状

スタッフ2人=無症状

・20日(19日PCR検査分)

山田勝彦監督代行(53)=無症状

アリスメンディ・アルカンタラ内野手(30)=発熱の症状

池田隆英投手(27)=無症状

上川畑大悟内野手(25)=無症状

スタッフ1人=発熱の症状

 

ここまでの経過は以下の通り。

◇7月16日 1軍で実施された定期PCR検査で加藤が陽性と判定された。発熱の症状があり、隔離療養に入った。

◇同17日 西武戦(札幌ドーム)の試合前に「特例2022」を適用して杉谷、加藤、玉井大翔投手(30)を登録抹消。杉谷は発熱の症状があり、玉井は陽性判定者との接触があり、大事を取った。アルカンタラと古川侑が代替指名選手として登録された。この日も1軍でPCR検査が実施され、西武戦後に島崎投手コーチ、杉谷、石川直が陽性と判定されたと発表された。島崎投手コーチと石川直は無症状で、3人とも隔離療養に入った。

◇同18日 西武戦(札幌ドーム)の試合前に「特例2022」を適用して石川直を抹消。井口が代替指名選手として登録された。この日も3日連続となるPCR検査が1軍で実施され、西武戦後に新庄監督、林ヘッドコーチ、武田投手コーチ、金子野手総合兼打撃コーチ、紺田外野守備走塁コーチ、谷内、ロドリゲス、宇佐見、福田、スタッフ2人が陽性と判定されたと発表された。11人全員無症状で、隔離療養に入った。

◇同19日 チームは大阪へ移動後、オリックス戦(京セラドーム大阪)に臨んだ。この日から新庄監督に代わり、山田バッテリーコーチが監督代行を務めることが発表され、試合前には「特例2022」を適用して谷内、ロドリゲス、宇佐見、福田に加えて、発熱症状があったアルカンタラと陽性判定者との接触があって大事を取った王柏融外野手(28)を登録抹消。一方で、玉井は「特例2022」を適用して登録抹消から10日間を経ずに復帰した。試合は1-7で敗れて3連敗となった。

◇同20日 19日に1軍で実施されたPCR検査の結果、山田監督代行、アルカンタラ、池田、上川畑、スタッフ1人が陽性と判定されたと発表された。ナイターで行われるオリックス戦は木田2軍監督が1軍の監督代行を務め、渡辺2軍打撃コーチが2軍監督代行を務めることも発表された。