阪神がDeNAに連勝し、借金1。前半戦での借金完済に王手をかけた。先発伊藤将司投手(26)は7回、91球で1失点。6回に代打細川にソロを浴び、甲子園では31イニングぶりの失点となったが、本拠地に強い左腕は昨季から甲子園登板9連勝。今季6連勝で7勝目を挙げた。

打線は初回に相手の暴投で1点先制。3回には1死二塁から3番近本光司外野手(27)の右前適時打で追加点を奪った。この日7番一塁で初スタメンの新外国人アデルリン・ロドリゲス内野手(30=パドレス3A)は8回1死一、三塁で貴重な3点目となる中前適時打を放つなど4打数2安打、1打点と活躍。一塁守備でも4回に桑原の一塁線の痛烈なゴロの打球を好捕するなど軽快だった。

開幕から9連敗するなど最大16の借金があったが、1まで減らした。前半戦最後となる24日のDeNA戦に勝利し、勝率5割で後半戦スタートを目指す。

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