中日立浪和義監督(52)が25日、名古屋市の中日新聞本社で就任後初めて大島宇一郎オーナー(57=中日新聞社社長)への報告を行った。

約1時間の会談を終えた立浪監督は「前半戦で借金12になったのは自分の責任。おわびと今後チームをどう立て直すか話をさせていただいた」と説明。チームは89試合を消化して首位と17ゲーム差の最下位だ。チーム打率は2割4分7厘とリーグ4位で、256得点はリーグ最下位。後半からはロドリゲスが戦列復帰し、清水、R・マルティネスを交えたリリーフの勝利の方程式は盤石ながら、出番を与えられないのが現状だ。「キーマンはクリーンアップ全員。打線全員で必死に1点を取りにいく姿勢を出してやっていかないといけない」と打線の奮起が巻き返しのカギに上げた。

ビジターではリーグ最下位の防御率4・20で投手陣も打ち込まれている。12勝28敗1分けで敵地で借金16。「数字にもはっきりと表れている。点はバンテリンドームより取れているが、相手より点が取れていない。投手が少ない点数で抑えてもらって、(得点で相手を)上回れる試合を増やしていかないといけない」。内弁慶打破も後半戦の主眼に掲げた。

「今年は与えられた戦力の能力を自分が引き出せていないのがこの成績につながっている。今年は今いるメンバーでしっかり最後まで戦う」。29日から再開する後半戦は広島戦(マツダスタジアム)3連戦から始まり、8月2日からのヤクルト戦(神宮)と、苦手ビジター2カードで後半戦の巻き返しへの真価が問われる。

▽大島オーナー 立浪新監督就任から半年、さまざまな面でチームの変化を感じています。若手の台頭には頼もしさを感じます。故障者や新型コロナ感染者が続出し、やりくりが大変厳しい今シーズンにおいて、選手起用や試合運びのいろいろな可能性を探しながら1戦1戦を戦っているという印象を受けます。首位ヤクルトが抜きんでているとはいえ、2~6位の差では、上位に食い込める可能性はまだまだあります。前半戦で得た知見を生かし、修正すべきところは修正し、後半戦は大いに巻き返すことを願っています。

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