全セの阪神大山悠輔内野手(27)は初球宴初日を満喫した。

6回2死で代打登場し、西武平良と全4球ストレート勝負。最後は外角158キロをフルスイングし、空振り三振を喫した。9回2死の2打席目は楽天松井裕と対決し、149キロ直球を高々と打ち上げて中飛。それでも各方面の一流選手たちと対話を重ね、「シーズンでは味わえない試合を味わえた。すごくいい時間だった。しっかり自分のスイングができたので良かった」と笑顔で1日を終えた。

試合前にはホームランダービーに登場。全パ西武山川と対決して惜敗した。先攻でビッグアーチを4発決めたものの、5発を放った山川に思わず笑顔で拍手。「負けてしまいましたけど、独特の緊張感の中でいい経験になりました。ホームランも打つことができて素直に楽しかった」と喜んだ後、「明日、(佐藤)輝がやってくれます!」と27日登場予定の後輩にプレッシャー? をかけてニッコリだ。

守ってはプロ6年目で1試合しか経験がない右翼に就き、「ビックリした。なんとか守れて良かった」。スタメンが予想される2戦目に向けて「あと1試合、しっかり楽しみます」と力を込めた。

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