巨人打線が突如目覚めた。阪神ウィルカーソンを完璧に打ち崩し、2回0/3でマウンドから引きずり降ろした。

両軍無得点で迎えた2回、先頭の岡本和が左前打で口火を切ると、ポランコが四球を選び、無死一、二塁。中田が右中間へ痛烈な先制適時二塁打を放ち、後半戦3戦目にして初の先制点をもたらし「アウトコースのストレートをしっかりと捉えることが出来ました。先制できて良かったです」と振り返った。

無死二、三塁から大城が「(山崎)伊織のためにも援護したかったので打てて良かったです」という中前適時打。続く中山も右前適時打で続くと、打撃力には定評のある投手の山崎伊が右前適時打。打率を3割6分4厘とする4者連続適時打で、阪神の助っ人右腕のKOした。

その後、2死満塁でこの回2打席目となった岡本和が阪神2番手の石井から四球を選び、押し出しで1点を追加。主砲に16試合ぶりの打点が記録され、チームは序盤に5点大量のリードを得た。

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