楽天炭谷銀仁朗捕手(35)が、先制2ランでチームに勢いをもたらした。

2回2死三塁で、フルカウントからロッテ本前の真ん中に入った変化球を左中間席に運んだ。「感触は良かったんですけど、逆風だったので、いかないのかなという感じでしたね」と想定外の4号。守備では岸を好リード。攻守で大勝に貢献した。

新型コロナの療養明け、7月1日に出場選手登録をされてから、34打数15安打、3本塁打、6打点と好調。それでもチームを最優先に考える。「キャッチャーとして、大型連勝からチームが低迷してきたときに、打線がつながり悪いとか、そんなのはシーズン当然あると思うし、その中でバッテリーとして頑張ってきた部分もある。今度はピッチャーがちょっと疲れたときは打線が援護するという、そのかみ合わせが7月ぐらいから戻りつつ、上向いてきた。首位を譲ってしまいましたけど、まだ全然いい位置にはいるし、ここからどんどん上向いていけたらいいですね」と力を込めていた。

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