広島が今季ワーストを更新する7連敗を喫し、今季初の5位に落ちた。後半戦は6戦6敗。10年以来12年ぶりに後半戦初戦から6連敗となった。

エースでも止められなかった。先発マウンドには大瀬良大地投手(31)。初回1死一、三塁で佐藤輝明内野手(23)に犠飛を放たれ、先制を許した。4回2死一塁ではメル・ロハス・ジュニア外野手(31)に2ランを浴び、点差が3点に広がった。大瀬良は5回3失点で降板。7月1日巨人(マツダスタジアム)で7勝目を挙げたのを最後に5戦、1カ月間白星から遠ざかっている。

打線は3点を追う4回に坂倉将吾捕手(24)、小園海斗内野手(22)の適時打でそれぞれ1点ずつを返し、1点差に迫った。2-3の8回には無死一、二塁の絶好機をつくったが、3番秋山翔吾外野手(34)、4番ライアン・マクブルーム内野手(30)、5番坂倉のクリーンアップ3人がそろって倒れた。

2位、勝率5割で始まった後半戦。連敗であっという間に借金は今季最大6に膨れ、順位も5位まで落ちた。遠い1勝。暗いトンネルから抜けられない。

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