日本ハムが、またオリックス吉田正にやられた。1点を先制した直後の1回に逆転12号2ランを浴び、7回には適時二塁打を献上。3打点を挙げられて敗れ、早くも今季のオリックス戦の負け越しが決まった。この日も含めて5試合は吉田正の勝利打点とやられっぱなしだ。

新庄監督も「いや、どのチームもそうでしょ。ウチだけじゃないでしょ」と相手を認めるが、残る数字を見ても打たれすぎ。日本ハム戦の吉田正は打率4割4分8厘。チーム別で最多の20打点を挙げ、4本塁打は同タイだ。一方で与四球は1つ。新庄監督は「逃げることは、あんまり好きじゃないから勝負」と立ち向かった上での数字だが、結果的にことごとくはね返されている。

新庄監督 今のチームは経験が一番の成長。逃げていたら、経験にならないから。

あえての真っ向勝負で払った勉強代が高かったのか安かったのかは、今後のチームの成長度合いで分かる。【木下大輔】

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