“ロロ”アベックや! 阪神の新助っ人アデルリン・ロドリゲス内野手(30)とメル・ロハス・ジュニア外野手(32)が2者連続アーチを放ち、一気に同点に追いついた。

3点を追う5回、2死一塁から6番ロドリゲスが広島遠藤の初球、甘く入った120キロスライダーを豪快なスイングで完璧に捉え、左中間スタンドへの2号2ランで反撃ののろしを上げた。

ロドリゲス 3点差ついてしまった直後だったけれど、イニングもまだ残っていたし、チームでつないで早く追いつきたいと思っていたよ。しっかりと良いスイングができたと思うし、打った感触も良かったね。ロハスも続いてくれて、ふたりでチームの力になれて良かったよ。

さらに、続くロハスが内角低め137キロ直球を振り抜き、右翼スタンドへの6号ソロで同点に追いついた。

ロハス 目の前でロドリゲスがあんなに素晴らしいホームランを打ってくれたから、続きたいと思っていたよ。最高のバッティングができたし、ロドリゲスとアベック弾を打つことができて最高の気分だね。

ベンチではロドリゲスと両手でハイタッチを決め、喜びを爆発させた。助っ人砲の初のアベック弾で、相手先発遠藤をマウンドから引きずり下ろした。