ヤクルト高梨裕稔投手(31)が、9日広島戦(マツダスタジアム)で、新型コロナウイルス感染から復帰後、初先発に臨む。

8日、神宮外苑で投手練習に参加。7月9日に陽性が発表されてから1カ月ぶりの1軍マウンドへ、「週の頭ですので、チームに勢いがつくような投球を心がけていきます」と意気込みを示した。療養期間中は体幹やインナーマッスルのトレーニングなど、自宅でもできる限りのことをして状態向上に努めてきた。体重も一時は2キロほど落ちたというが、今は回復し「後遺症もなく、順調です」と万全を強調した。

復帰後は、7月27日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(浦和)で3回を54球、3安打無失点。広島との前回対戦では5回6安打4失点で敗戦投手となっているが、久々の対戦でチームを勢い付け、移籍後最多となる6勝目を目指す。

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