楽天の“リハビリ組”の復帰めどが立った。

5月18日ロッテ戦(ZOOマリン)で右手中指を骨折した涌井秀章投手(36)と、7月10日にコンディション不良で登録を抹消された早川隆久投手(24)が、実戦復帰。6日に2軍で行われた紅白戦で登板した。投球を確認した石井一久GM兼監督(48)は「最初のステップとしては良かった。あまり焦らず自分の帰ってこられる範囲で戻ってきてほしい」と期待した。

野手では、5月に左人さし指を骨折した安田悠馬捕手(22)、コンディション不良が続いていたクリス・ギッテンス内野手(28)もこれから実戦を重ねていく段階までたどり着いた。4選手とも、8月末から9月にかけての1軍復帰を目安に調整を続けていく。

チームは8日時点で、首位西武と3・5差の3位。リハビリ組の調整が順調に進めば、リーグ戦の大詰めで、心強い存在たちが帰ってくることになる。

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