ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、7月度「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。6月度に続く2カ月連続で3度目。7月は全20試合に出場し、打率3割1分8厘、21安打、8本塁打、17打点をマークした。会見に臨んだ村上は「とにかくどうやってその試合で打つ、その試合に勝つか、そういったところを常に考えながら1打席1球、いろいろ試行錯誤して自分の中で考えてやってます」と語った。

7月はチームがコロナ禍で主力を含めて戦力が大幅に離脱した。その中で、4番として、チームの支柱としても支え続けた。「コロナでレギュラーの選手がなかなかいない中で、すごく厳しい試合が多かったですけど、その中でも自分なりにいろいろ感じながら1試合1試合に集中して、プレーできたっていうところがすごくよかった。7月、すごく自分の中でもいろんな感情を持ちましたし、我慢しながら1試合1試合集中してできたかなと思います」。

8月に入っても勢いは止まらず、9日の広島戦では今季10度目の猛打賞で、3冠王も視界に入る。「(8月も)すごくいい月にしたいなと思います。残り試合少なくなってきて、さらに優勝ってところが目に見え出すので、そこにとらわれ過ぎずに、しっかりやるべきことやっていきたいと思います」と見据えた。

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