腰痛(仙腸関節炎)でファーム調整中の巨人坂本勇人内野手(33)が10日、川崎市のジャイアンツ球場で快音を響かせた。

東海大との3軍戦の試合前練習に参加。メニューの最後に菊地と1カ所打撃で対戦し、3打数1安打だった。第2打席では、左中間フェンスにワンバウンドで当てる一打を放ち「よっしゃ!」と喜んだ。

遊撃の位置で受けたノックやティー打撃、フリー打撃中には、三塁側ベンチに座った東海大の選手から熱視線が送られた。

7月6日ヤクルト戦(東京ドーム)で途中交代し、翌7日に出場選手登録を抹消されていた坂本は、今月6日のイースタン・リーグのヤクルト戦(ジャイアンツ球場)で「1番DH」で1カ月ぶりに実戦復帰。2打数無安打だった。

6月3日に右手血行障害改善のための手術を受けていた若林晃弘内野手(28)も、坂本とともに1カ所打撃で菊地と対戦。4打数2安打だった。守備練習でも軽快な動きを見せ、実戦復帰へ階段を上っている。

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