オリックスが楽天にカード勝ち越しを決め、再び3位に浮上した。

先発した宮城大弥投手(20)が8回1失点で、6月21日ソフトバンク戦以来、6戦ぶりの7勝目を挙げた。

打線の援護も大きかった。2回に頓宮の4号先制2ランが飛び出すと、4回にはラオウ杉本が追加点となる15号ソロ。さらに8番センターでプロ初スタメン起用された元謙太外野手(20)が、1死三塁から、ライトにプロ初安打となるタイムリーを放った。5回までに2桁安打を記録し、5得点。主導権を握った。

12日からは敵地で2位ソフトバンクとの3連戦(ペイペイドーム)が控える。残り36試合。昨季王者が、頂点に照準を合わせる。