巨人の大エースが帰還する。16日からの2位DeNA3連戦の初戦に菅野智之投手(32)が先発する。

新型コロナ陽性判定を受け、約1カ月ぶりの1軍復帰マウンドとなる。調整登板した11日イースタン・リーグのロッテ戦は2回37球を投げ、3安打3四死球で4失点。快投とはならずも「打者に投球ができたことが本当によかった。しっかりと調整して1軍のマウンドに立ちたい」と話した。6月2日ソフトバンク戦以来の白星となる今季7勝目を目指す。

7月7日に腰痛(仙腸関節炎)で離脱したキャプテン坂本勇人内野手(33)も、同日に戦列に復帰予定。今季は開幕直前の左内腹斜筋筋損傷、5月の右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で3度の離脱を強いられた。14日のイースタン・リーグ西武戦では遊撃の守備にも就き「早く1軍でプレーしないといけないと常に思っていた。その気持ちと、中途半端に戻って再発したらシーズンも終わるので難しかった。もう大丈夫だと思います」とゴーサインを示した。

チームは一時は5位まで転落するも、ここ3カード連続勝ち越しで単独3位まで持ち直した。「反撃の巨人」に役者がそろってきた。【為田聡史】

【関連記事】巨人ニュース一覧>>