あ~、いったと思ったのに…。阪神佐藤輝明内野手(23)が、1点ビハインドの8回、特大の右飛に倒れ2打席連発を逃した。

2死走者なしで、ヤクルト清水の内角球を引っ張り上げ、打球は角度十分だった。ベンチ前でキャッチボールする先発伊藤将司投手(26)も思わず両手を突き上げガッツポーズしたが、惜しくも“フライング”に終わった。右翼のヤクルト丸山がフェンス手前でキャッチした。

佐藤輝は3点ビハインドの6回無死一塁、左腕高橋から左翼スタンド最前列へ17号2ラン。今季自身最長となる61打席ぶりアーチで1点差に迫っていた。

直後の8回裏には、伊藤将がヤクルト山田にソロアーチを浴び、2点差に広げられた。