阪神原口文仁内野手(30)が、自身2年ぶりの1発となる1号ソロを放った。

2試合連続で「5番一塁」で出場。3点リードの4回先頭打席。ヤクルトの先発サイスニードの138キロ変化球を捉え、打球は虎党が待つ左翼スタンドに着弾。代打で放った20年10月22日広島戦(甲子園)以来で、今季21打席目で飛び出した久々の1発に、ベンチで待ち受けた虎ナインも沸き立った。

原口は「甘いところに来た球を一振りで仕留めることができました。メル(ロハス)が素晴らしいホームランを打ってくれて、ベンチでもみんなで『次の1点が大事だ』と言っていたので、良い追加点になったと思います」と振り返った。

前日17日に矢野監督が5番での先発起用について「一番気持ちのある選手。何かこう、変えてくれるものがあるんじゃないかなという期待も、普段の練習から思わしてくれる選手なんで」と話していた。起用に応える1発で、貴重な追加点をもぎ取った。

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